時間を止めてその空間を切り抜いてきたような野生動物のディスプレイや恐竜の化石は、それらが生きていたときの光景を想像する刺激を与えてくれます。 かなりヘトヘトになりながら廻ったのだけれど、数時間の間、子供の頃に恐竜や動物や昆虫の図鑑を夢中で繰り返し読んでいたことを思いだしました。あの頃の自分の手をとって、一緒に廻ってあげてるような感じがした。
そして今日もtktsへ。だけど赤い電光掲示板にはMamma mia!もCHICAGOもない。。。初日に余っていたのは何故だったのか。 残念だけれど、残りの日に希望を託して今日は趣向を変えてオフ・ブロードウェイ作品を見ることに変更。 オフブロードウェイではブルーマン・ショーとSTOMP!が人気でどっちも捨てがたいのだけれど、ブルーマンは掲示板に無かったのでSTOMP!に決定。
公演は8時からなので夕暮れ時に到着。建物の外に鉄階段がせり出した街並みが続く中、ちらほらとモヒカン、タトゥーのパンクな青年がいたりして結構あぶない雰囲気。東へ向かうほどに危険度は増して行き、アベニューBへ着くころは警戒心マックス。地球の歩き方でもこの辺から東へは立ち入らないように書かれているし、RENTに出てくるアベニューBを歩けただけでも良しとして、そそくさとスタバへ入って公演時間を待つ。
開演時に配られるplaybillを何気なく見ていたら、8人しかいないパフォーマーの中になんと日本人がいた!それがすごく嬉しくて、期待に胸を膨らませて開演を待った。
注目の日本人は、実を言うとショーの前半では特別に目を引くものはなかった。もちろんリズム感やスピードは他の演者と遜色ないのだけれど、パワーではガタイのいい黒人男性に適わないし、派手さでは長身の白人男性に見劣りする。
彼女の何が、彼女をこのNYの舞台に立たせているのか?疑問に思いながら観ていたけれど、それはスティック(太鼓バチ?)を持ったときにわかった。タイコ系のもの(ドラム缶やなんかの蓋など)を叩く時の彼女のスタイルは和太鼓のそれであり、バチを持った瞬間の彼女の映えは素晴らしいものでした。完全なるオリジナリティを確立していました。
同じモノで同じリズムを刻んでいるのに、人種によって部族の儀式のように見えたり、ゴリラのドラミングに見えたり、日本の伝統芸能に見えたりするのは興味深かったです。
このYako Miyamotoさんは慶応を辞めて、和太鼓とタップを融合したパフォーマンスグループを結成してニューヨークで活動しており、実力でSTOMP!初の日本人パフォーマーの座を得たそうです。 思いがけず、NYで力強い日本人の姿をみることができてよかった。

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