2008年11月12日水曜日

何故新しいモノやサービスをつくる必要があるのか?

モノづくりに関わる人間として、そもそも「我々は何故新しいモノやサービスをつくる必要があるのか?」ということを思います。常に問い続けたいし、同じ立場に居る人と共に考えたい。これだけモノが溢れている中でも何かをつくる必要があるのでしょうか。新しいサービスやプロダクトは必要なんでしょうか?自分がつくりたいからつくる?面白いからつくる?

僕が今持っている結論は、今の社会が既存のモノやサービスでは解決できない問題を孕んだ社会へと変容しているから新しいモノやサービスが必要なのだということです。

第一義はこれまでのモノやサービス、テクノロジーでは解決できない問題を孕んだ社会に住むユーザーの生活をより良くするために他ならない。
しかしながらこの「解決できない問題を孕んだ社会」を生む原因として、自分たちが創りだしたモノの存在を無視することはできないのもまた事実。

環境に適応し変化することを可能にする脳の可塑性が人間の創造力の源であるとするなら、テクノロジーを創造し世界を変容するとともに、変容した環境自体によって自らを変容することで新たな問題を孕んでしまう無限のスパイラルに身を置く人間の性からは逃れようがない。

これを面白いと捉え、真正面から取り組んで行けるか。

テクノロジーによって望ましくない世界へと変容してしまったこと、機械に人間が合わせてしまっている状況を痛烈に批判した表現として、この1984年のApple(当時Apple Computer)のCMは教訓としても見ることができる。

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