2007年3月18日日曜日

モリカゲシャツ東京

はじめてモリカゲシャツを買いにいきました。「お客様の顔が見える範囲での仕事を」モットーに、小売り100%で上質なシャツを販売していて、とても興味を持っていました。モノづくりを真剣にやっている人たちを見つけると嬉しくなります。

場所は世田谷公園近く、世田谷ものづくり学校の隣で、グランドではちびっこが野球の練習をしてました。三日間の開催で、Webでのオーダーメイドの予約は既に満杯。会場もたくさんのシャツ好きの人でにぎわっていました。気に入ったデザインのシャツが2点あったのですが、サイズがなくて断念。店員さんに相談して同じようなテイストのものを探していただきました。細くて軽い糸を使った細かい千鳥格子のシャツ。嬉しいです。

イメージを伝えながら一緒につくっていくフルオーダーもできるそうで、いつかは頼んでみたいですね。

その後、慶応大学 安村研究室のCAFE展へ。人とコンピュータとの関わり方をデザインするヒューマン・コンピュータ・インタフェース分野を研究する学生の展示で、学生と議論をしたくていってみました。以前も家という空間における展示(家展)を見に行ったことがあるのですが、今回はカフェをテーマにしたものでした。
メモをするように、モノをつくってデモを行うやり方はとても好きなのですが、今回はカフェという空間を十分に理解して、それをコンピューティングに結び付けているような高度なものは、正直無くて残念でした。トークセッションも期待はずれ。
ただ、博士課程と思われる学生の説明から少し知見を得ることができました。


RFIDタグに情報を紐づけるというアイデアにしても、その技術だけに着目していては真に必要とされるデザインは生み出されないでしょう。すなわち、人間が行う行為の中に暗黙的に含まれる情報を捉えたうえでデザインする必要があります。
人間が行う行為と情報をどのように結びつけるか?そのためには、その空間における文法というものを理解しなければならないのではないかと考えます。カフェ、電車、ホテル、家、それぞれの空間で人間が必ずとる行動を観察し、普遍的な人間の行為に沿った形で必要な情報を提示しなければならない。やはり、研究者もエンジニアも観察という文化人類学的な手法を使って、人間を知る必要があると感じます。

一緒に行った友人と議論するために本物のカフェへ。渋谷川のそばのカフェ、ANTENNA。コーヒーのつもりが、おもわず豆乳あずきカフェオレを頼んでしまいました。このカフェはアパートの一室でドアもそのまま団地のドアみたいな感じで一見カフェとはわかりません。なかに入るとバラバラの椅子やテーブルがあって畳もちゃぶ台もあったりします。渋谷の隠れ家。

展示の内容はともあれ、かつては自分もそうであった学生との対話から、いまの自分がやっていることを見直す新しい視点を得る刺激になりました。

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