先日、東京ミッッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTに行って、深澤直人氏ディレクションのチョコレート展を観てきました。『誰もが知っているチョコレート。甘くて苦いこの食べ物を通して世界をとらえてみると、どうなるのだろう?』
約70もの展示による「チョコ視点」から世界をみることができます。
板チョコの上にビルが建ち並んだチョコ、クレジットカード型の薄くてすぐ溶けてしまいそうなチョコ、ココアパウダーが「さび」のようにふられた釘チョコ、放っておいたら芽が出てきたチョコ、銀紙で包まれた銀閣寺チョコなど。
おいしそうだったり、食べにくそうだったり、「あっ」と思うようなチョコとの関係性に気づいたり、いろいろと創造が膨らみます。
ひとつ興味深かったのは、カカオ豆は赤道付近の熱帯でしかとれないのにも関わらず、寒い国ほどチョコレートは食べられているそうです。一位はスイスで一年間に一人が食べる量は11,3キロ。日本は2,2キロだそうです。この量を水道管のパイプの太さに見立てて、そこをカカオ豆が通っていることを表現した展示から知ることができました。
チョコチョコチョコの世界から外に出ると、茶色のものが皆チョコに見える。太っちょのかわいいアフリカ系のおじさんがチョコに見えました。
21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)は、六本木・旧防衛庁跡地に誕生した複合施設「東京ミッドタウン」内に作られたデザイン専門施設である。デザインという視点から日常的な出来事や物事に目を向け、企画展を通して様々な発見や提案を行う。
「デザインについてリサーチし考える場所であると共に、ものづくりの現場でもある」として、従来の『ミュージアム』との違いが強調されている。この背後には、すでに海外に存在している様な工業製品を並べただけの展示場所から脱したいという思いと、デザイナー・企業・職人・使い手という個々の点を一つの線へとつなぐ『デザインの拠点』が必要であるとの考えがある。

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